福井県坂井市にある耳鼻科 まつもと耳鼻咽喉科クリニック アレルギー性鼻炎 花粉症 鼻血 難聴
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医療法人
まつもと耳鼻咽喉科クリニック
〒913-0016
福井県坂井市三国町三国東5-2-3
TEL.0776-81-8733
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1.耳鼻科
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慢性上咽頭炎に対するBスポット療法
鼻の奥の突き当りを上咽頭(鼻咽腔:びいんくう)と呼びます。この上咽頭に急性炎症が起きた状態が風邪であり、慢性炎症となったものが慢性上咽頭炎です。慢性上咽頭炎になると、鼻水がのどに降りて来る後鼻漏をはじめとする「のど」の症状の他に、頭痛、肩こりなどの他、病巣感染症といって皮膚や腎臓、関節など離れた臓器に障害が起きることもあります。
この上咽頭に流入する血管は細く、内服薬が到達しません。塩化亜鉛という薬を塗って、強く「こする」ことでしか治療効果が出ません。この治療法は鼻咽腔の頭文字「B」をとって、Bスポット療法と呼びます。ただ、炎症が強ければ強いほど、塩化亜鉛でこすると一時的に出血して一過性の痛みを生じます。そこで当院では、上咽頭を電子スコープで観察して上咽頭炎と診断したら、炎症の範囲と重症度に応じて擦過法と薬液に工夫を凝らしています。
1928年に大阪医科大学初代耳鼻咽喉科教授の山崎春三氏が「13症状と密接な関係にある」上咽頭炎を発見し、この上咽頭炎に対して1950年代に東京医科歯科大学堀口伸作教授がBスポット療法を考案しました。1985年に私が耳鼻咽喉科医になった頃は、一部の施設でBスポット療法は盛んに施行されており、私も技能習得の研鑽に邁進していましたが、その後この治療法は、処置が痛いことや明確な科学的根拠が無いこと、余りにも多彩な病気に効くという宣伝が却って怪しまれたことなどの理由で廃れていきました。しかし、私は毎日の診療に於いてBスポット療法の効果を日々実感していたので、患者さんに「肩こりはないですか?肩こりにも効くよ」などと言いながら、痛みに工夫しつつ頑なに続けて参りました。一方で、当時専門性を高めていた「めまい」の文献を漁るなかで、めまいの原因として「慢性上咽頭炎」が記載されている文献を見つけ、慢性上咽頭炎と浮遊性めまいとの関連にも多々興味を持ち、全身的な症状にもBスポット療法が効くのではないかと考えていました。
そうこうしているうちに2010年、腎臓内科医の堀田修氏が「病巣感染としての慢性上咽頭炎の意義」を発表され、IgA腎症の増悪を予防する方法としてBスポット療法が再び脚光を浴びて来ました。堀田氏は難治性疾患であるIgA腎症の治療として扁摘パルス療法を考案されたIgA腎症のスペシャリストですが、扁摘パルス療法以後も再燃する症例で悩まれていた時に堀口先生の論文に遭遇され、病巣感染源としての上咽頭炎に着目され、Bスポット療法を施行してみた所、良い効果が得られたとのことです。以後、耳鼻咽喉科においても、副鼻腔炎の治療を続けても治らなかった後鼻漏がBスポット療法で改善した報告などが相次ぎ、耳鼻咽喉科の治療として再認識されるようになってきました。これには、内科医である堀田修氏がBスポット療法の科学的根拠を示され、多数の著書を書かれて啓蒙されたことの影響が大きいと思います。私も、いつの間にか堀田氏や堀田氏の影響を受けてBスポット療法を始められて耳管開放症にも多大な成果を挙げられている耳鼻咽喉科医の萩野仁志氏から著書の慢性上咽頭炎治療機関一覧への掲載を打診され、承諾するに至っております。
時は移り、当院でも改良と進歩を遂げているBスポット療法ですが、この療法により「痛がる」患者を如何にして痛み少なく治療に導くか、また、上咽頭炎の起こっている部位が上咽頭全体に広がっているのか、はたまた、特定の部位に限局しているのか、患者さんにより、その患者さんに最も合った方法で施行していくことを心がけています。
堀口先生の時代には無かった電子スコープが今の時代には有ります。塩化亜鉛を使わなくても、上咽頭をこするだけでも、瀉血によって炎症の改善は期待できます。経口が無理なら鼻内からでも塩化亜鉛を塗布することはできます。様々なBスポット療法が患者に合った方法で施行してよいのではないかと考えます。
慢性上咽頭炎に関係する症状と病気を列挙します。これらの症状や病気はBスポット療法によって改善する可能性があるのです。
対象となる症状
(A)
上咽頭炎の炎症、炎症の放散による症状
つばを飲むとき,のどが痛い
のどの奥がつまった感じがする
のどがイガイガする
頭痛(慢性的に続く頭痛)、肩こり、首こり
後鼻漏(鼻水が鼻の奥からのどに流れる)
副鼻腔炎の治療を続けているが治らない
鼻づまり
朝起きると、たんがからむ
< >咳がいつまでも続いている(呼吸困難は無く、咳だけが長引く)
慢性風邪(まわりの人にうつらない風邪)
(B)
神経内分泌系の乱れによる症状
1.慢性疲労症候群(原因不明の全身倦怠感が続く)
2.浮動性めまい
3.過敏性腸症候群
4.胃の不快感
5.うつ
6.しびれ
7.不眠症
8.微熱
9.全身痛
10.むずむず症候群
11.不安障害
12.起立性調節障害
(C)
自己免疫の乱れによる二次疾患
1.IgA腎症
2.ネフローゼ症候群
3.自己免疫疾患
関節リウマチ、潰瘍性大腸炎
4.掌蹠膿疱症、アトピー性皮膚炎、慢性湿疹、乾癬
5.反応性関節炎
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