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院長紹介

院長 柗本 順雄(まつもと のぶお)
 
医学博士
日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本耳鼻咽喉科学会騒音性難聴担当医
日本気管食道学会認定専門医

経歴

昭和60年
大阪医科大学 医学部 卒業
福井医科大学(現福井大学) 医学部 耳鼻咽喉科入局
平成2年
同大学院卒業、医学博士号授与
町立三国病院 耳鼻咽喉科赴任
平成18年まつもと耳鼻咽喉科クリニック 開院

ご挨拶

ご挨拶(当院の特徴)

まつもと耳鼻咽喉科クリニックは、平成18年4月18日、福井県坂井市三国町三国東5丁目にて開業しました。そして翌19年6月1日に医療法人まつもと耳鼻咽喉科クリニックとなりました。

 

現在、当院で特徴的な診断法と治療法は下記の14点です。

 (1)Bスポット療法(EAT)

風邪、アレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎等の罹患後に慢性上咽頭炎を発症すると下記の症状が発生します。

      ・上咽頭の炎症、炎症の放散による症状
      ・神経内分泌系の乱れによる症状、特に自律神経失調症    
      ・自己免疫の乱れによる二次疾患

これらの症状に対してBスポット治療を施行しています。

 (2)鼻腔内翼口蓋神経節刺激法

自律神経のなかでも迷走神経を刺激すると「神経内分泌系の乱れによる症状」が改善します。慢性上咽頭炎により「神経内分泌系の乱れによる症状」を訴える患者さんに対しては、特にBスポット療法との併用で効果が高まるので、Bスポット施行直後に鼻腔内翼口蓋神経節刺激法を施行しています。

コロナ後遺症や慢性疲労症候群の患者さんは、「神経内分泌系の乱れによる症状」を訴えることが多く、慢性上咽頭炎を合併することが多いので、Bスポット療法と鼻腔内翼口蓋神経節刺激法の併用が有効です。

 (3)花粉症、通年性アレルギー性鼻炎に対するレーザー治療(CO₂レーザーを使用)

 鼻の下鼻甲介の粘膜を焼灼して、粘膜を薄くします。特に鼻閉に有効で、一度焼灼すると1~4年効果が持続します。妊婦にも施行可能です。

 (4)乳幼児に対する鼻吸引の徹底

 子供の粘性の高い鼻汁を如何に徹底的に吸引するかが耳鼻科開業医の使命であると思っております。時に大暴れしてひっくり返ってしまう子供でも可能な限り鼻汁を吸引するのが使命だと思っております。直径2.5mmと最も細いアマツ式吸引管や直径3mmのシリコン製吸引管など、幼児用吸引管は3種類そろえて、症例に応じて使い分けています。どこまで吸って欲しいかは親により多様ですが、徹底的な吸引希望の場合には鼻汁吸引に命をかけていると言っても過言ではありません

 (5)めまいの診断
     眼球回旋撮影装置(めまい診断用ビデオ眼振計)
     重心動揺計
     標準純音聴力検査
 (6)難治性耳鳴りに対するTRT療法

 耳鳴りの原因は聴力の低下です。そこでTRTの補聴効果により聴力を改善し、更に音響効果によって耳鳴りが気にならないようにします。

 (7)従来の補聴器が不満足な患者さんに対するAI補聴器

 従来の補聴器・・・患者さんが補聴器に合わせる(慣れていく)

 AI補聴器・・・補聴器が患者さんに合わせる(慣れていく)

 (8)睡眠時無呼吸症候群に対する検査とC-PAP療法

 終夜睡眠ポリグラフィー(携帯用装置)を患者さんに渡して自宅で二晩、睡眠時無呼吸の状態を記録してもらい、1時間当たり20回以上40回未満の頻度で無呼吸低呼吸が認められれば福井県立病院呼吸器内科で一泊入院して精査します。その結果、C-PAP療法が適応となった場合は、福井県立病院でC-PAP療法を開始し、その後当院でC-PAP療法を引き継いで施行します。1時間当たり40回以上の無呼吸低呼吸が認められた場合は当院で直ちにC-PAP療法を開始します。

 (9)顎下腺、甲状腺などの頭頸部エコー

 最新型の器械で施行します

(10)漢方薬

     西洋医学を主として治療していますが、漢方薬の方が効果が高い場合には、患者さんの意向を聞いて漢方薬を併用しています

(11)感染症対策

     当院は福井県立病院と連携して感染症対策を行っています。3か月に1回、福井県立病院と感染症対策のカンファレンスを行い、新たな未知の感染症が発生した場合には、福井県立病院に相談して治療法を決定しています。

(12)新型コロナウイルス感染症に対する検査(院内抗原検査とPCR検査)

     1.発熱外来(健康保険適用、一部公費負担)

ドライブスルー或いは第2診察室(当院より徒歩2分)

     2.無症状者検査(無料)

        ドライブスルー或いは専用ユニット(当院敷地内)

(13)三国病院の共同利用(CT、MRI)

     診断にあたって、CTやMRIの結果を知りたい場合があります。この場合、福井県立病院や福井大学医学部附属病院に紹介する場合が殆どですが、結果次第では当院で解決できると考えられる場合や、各種事情により患者さんが福井市などへ移動できない場合があります。こうした場合、近隣の坂井市立三国病院のCTとMRIを当院の依頼で利用できるシステムがあります。造影剤を使用する場合には三国病院医師の診察も必要ですが、造影剤なしの場合には三国病院での診察不要です。骨折の場合には造影剤不要で、腫瘍疑いの場合には造影剤は必要です。

(14)舌下免疫療法
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